バーベキューの山火事対策

バーベキューの山火事対策について具体的な事例をとりあげながらその必要性と防止策について詳しく紹介しています。

バーベキューの不始末で約70ヘクタールの山林が焼失

5月11日午後三時半頃、兵庫県赤穂市で山火事が発生

火は瞬く間に広がって近くを走る山陽自動車道も7時間半に渡って通行止めとなり、消防車25台、ヘリコプター4機、自衛隊ヘリまで出動して340人で消火活動にあたり、火は翌朝の午前6時頃に鎮火し、翌日お昼の午後1時になって火はようやく消し止められました。
yamakaji
この火事による住宅への延焼、けが人はありませんでしたが、近隣の住民82人が自主避難をし、約70ヘクタールもの山林が焼失しました。

火事の原因はバーベキューの火の不始末によるもので家族8人でのバーベキューの後、使用した炭火を火が消えたのを十分に確認せずに裏山に捨て、炭火が近くの山林に燃え移ったものとみられ、バーベキューをしていた40歳の男が森林法違反の疑いで逮捕されました。

山火事って本当、こわいですよねえ。

ゴールデンウイーク後の日曜に家族みんなでバーベキューパーティーを楽しんだ後に、炭火の不始末が原因で辺り一面の山林を焼き尽くしてしまうほどの山火事を起こした上に、大切な家族の一人も逮捕されてしまい、不注意とはいえ、バーベキューの火の不始末の代償はあまりにも大きいですよねえ。

バーベキューの不始末による山火事の損害賠償額は

林野庁によると国内の山火事は2012年までの過去5年間の平均で年間に約2000件も発生しており、 山火事による焼失面積は年間約1,000ヘクタールの面積にも上り、これを金額に換算すると約4億8千万円になるそうです。

今回の大規模な山火事が発生した山林の所有者である赤穂市は、損害賠償請求については過失、責任の範囲を調査、確認したうえで判断するとのことだそうですが、上記の金額で単純計算すると、3,360万円を個人で賠償するにはあまりにも大きい金額です。

万が一損害賠償に応じなければいけなくなった場合の備えとして「個人賠償責任保険」に加入しておくという方法があります。

個人賠償責任保険は、火災保険、自動車保険、傷害保険の特約として加入することができ、限度額は保険会社にもよりますが、5千万円~1億円の特約もあり、 与えた損害が故意によるものでないことが証明されれば、保険金の支払対象に該当することになります。

山火事を未然に防ぐBBQの火の後始末方法

バーベキューで使用した炭火は消したつもりでいても、なかなか完全に消えるものではなく、まだ炭の芯の部分に火種が残っていたということが結構あるものです。

バーベキューで使用した炭火を消す方法としては主に2通りの方法があります。

  火消し壺や炭壺、空き缶などに入れて消す方法

バーベキューで使用後の炭を、火消し壺や炭壺か、贈答用のお菓子などが入っていた空き缶に入れ、蓋をして空気を遮断して消す方法です。

蓋をしてそのままにしておくだけの簡易的な方法ですが、炭火が消えるのに長時間かかり、空き缶などで行うと 空き缶が熱せられて触れると火傷をおこす心配があるので、ペットや子供が触れることのないように置き場所には注意しましょう。
火消し壺の写真

  水の入ったバケツなどに入れて消す方法

先ほども述べたようにバーベキューで使用した炭火というのは、なかなかしぶとく、水で消そうとする場合、炭に水をかけるだけではなかなか消えてくれず、表面は消えたように見えても炭の芯の部分にはまだ種火がしっかりと残っているということがよくあります。

水で炭火を消す場合は、金属製のバケツなどに十分に水を入れて満たし、使用した炭火を水を張ったバケツに入れ、水に浸けて消します。

一度にたくさん入れると炭や熱湯が跳ねたりしますのでゆっくりと少しずつ入れるようにします。

水に浸けた炭を再利用するには、日陰に1週間ほど新聞紙の上に広げて干した後に利用します。

 間違っても、七輪やバーベキューのコンロ内の炭火には直接水をかけると、熱せられた蒸気が舞い上がって危険ですので 決して水をかけないでください。

バーベキューのお供に亀山社中の焼肉をぜひどうぞ!


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